肌の印象って、大きいですよね。
ニキビや肌荒れ、しわなど肌トラブルや悩みってつきない…
肌トラブルを解決するには、肌の構造を理解しておくことが必須です。
今回は、肌(皮膚)の構造のお話をしていきます。

まずは、皮膚は大きくわけて三層あります。
a.表皮
b.真皮
c.皮下組織
各層によって、特徴があります。
a.表皮
表皮は肌表面のなめらかさと潤いに働いています。
この潤いは、皮膚表面に皮脂膜とよばれるものにより保たれます。
皮脂膜は毛穴の中の皮脂が分泌され、汗と表皮に在中している常在菌が
混ざりあって形成されています。
皮脂膜は【天然の保湿・保護膜】の別名があります。
この常在菌は弱酸性の環境でしか、生存できずこれが失われると肌は荒れます。
また、表皮は5層にさらに分かれており、ターンオーバーに関係しています。
表皮の下層である基底層から、代謝を繰り返し最終的に角質層まで
古くなった垢として運ばれてはがれていきます。
表皮は栄養失調や、生活習慣・外的+内的ストレスなどで働きが乱れます。
b.真皮
真皮は三層構造の中央に位置しており、肌のハリと弾力に必要です。
×状のものは、コラーゲンでタンパク質の一種です。
組織や細胞を繋ぎ合わせる接着剤のような役割があり、体の形成や
機能の正常化に不可欠な成分です。
青い○は、エラスチンで弾性線維を構成するタンパク質です。
黄色い○は、ヒアルロン酸で肌の土台となる細胞同士の間で水分を補い、隙間を満たします。
この3つが、肌のハリと弾力に関係し構造が崩れると肌トラブルに!
c.皮下組織
皮下組織は、最下部位置し血管が分布しているので肌の血色やツヤに影響を与えています。
皮下組織の役割は、栄養の運搬や老廃物の排出を助けたり
外部からの衝撃を防ぐクッションとなる役割があります。
これらの、組織の働きが外的・内的な要因が悪影響を及ぼうすことで
肌のトラブルが発症したり、改善しなかったりします。
では、なぜ肌の正常な構造は崩れるのか?
続く…
光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希