ベースメイクアップ化粧品とは、化粧下地・ファンデーション・パウダー類を指し
肌の色や質感を変え、肌のキメを整えたり紫外線から肌を守ります。
◆化粧下地
その後の、化粧の仕上がりを左右する大切な工程です。
キメや毛穴などをカバーして、メイクのノリやモチをよくする働きがあります。
加えて、化粧下地には以下の効果をもたせる効果もあります。
■色補正効果
くすみを軽減し肌色を明るく整える効果。
ファンデーションを厚塗りしなくても美しい仕上がりになります。
■光効果
光沢やツヤで顔の立体感やメリハリを出してくれます。
■UVカット効果
化粧下地にUVカット剤を配合。日焼け止めと処方が似ていて
日焼け止めを化粧下地として使う方もいると思います。
・また部分用とお顔の全面的に使う物で、意図も変わってきます。
■全顔用の化粧下地
●パール系
合成金雲母・マイカ・酸化チタン・シリカといった無機顔料をベースに
コーティングをして厚みや色み、光を調整しているので
ツヤと立体感が出せるのが、このパール系の特徴です。
シミ・くすみにお悩みでカバーしたい方は、これを使用するのがオススメです。
●みずみずしい系
抱水性成分やエモリエント成分が多いものほど、よりみずみずしい感触に。
乾燥肌が気になる方には、使用するのがオススメです。
■部分用の化粧下地
部分用は、オイルコントロールには皮脂吸収ポリマーやタルク
毛穴をカバーする球状粉体などが配合されています。
さらりとした肌が長続きします。
お顔のテカリを抑えたい方に使用をするのが、オススメです。
◆コントロールカラー
顔色を整えるコントロールカラーは、目の下のクマや色濃いシミ、そばかす、頬や小鼻の赤み
全体的な肌の黄色みやくすみ、様々な肌の色ムラを整えるために必要なアイテムです。
お顔のお悩みに合わせて使用するカラーが変わるので、説明していきます。
■ピンクのコントロールカラー
淡いピンクは、血色のよい肌色をすばやく再現するのに使用します。
やわらかな肌感触を思わせる仕上がりで、色白肌に○
■黄色のコントロールカラー
肌のくすみや色沈みを明るくカバーして、健康的な肌のトーンに調整してくれます。
黄色み系の肌色でも浮かない万能な色です。
■緑系のコントロールカラー
赤ら顔・頬の赤み・ニキビ跡の赤みなどを相殺するカラーです。
赤みが気になる箇所にのみ、ポイントで使用しましょう。
■オレンジ色のコントロールカラー
お顔のくすみ感がより強い、茶くすみ系のお悩みには効果抜群。
くま・たるみなど、影色消しにも有効です。
■紫色系のコントロールカラー
肌に澄んだ透明感をまとわせ、エレガントに見せてくれます。
黄ぐすみしがちな肌色の黄色みを抑える働きもあります。
以上が、化粧下地の説明になります。
お顔のお悩みなどに合わせて使用できるように、参考にしていただければと思います。
光幸はりきゅう院・接骨院 美容健康アドバイザー:庄司 有希