📌足根管症候群とは:原因とメカニズム
足首の内くるぶし(内果)の下には、屈筋支帯というバンドに囲まれた
「足根管」というトンネルがあります。
ここを後脛骨神経や血管、腱が通っていますが、何らかの理由で
このトンネル内が狭くなると、神経が圧迫されて痛みやしびれを引き起こします。
主な原因
- 足首の変形: 扁平足(外反母趾を伴うことが多い)による足のアライメント異常。
- 占拠性病変: ガングリオン、腱鞘炎、静脈瘤などによる圧迫。
- 外傷: 捻挫や骨折後の腫脹や変形。
- その他: 糖尿病や透析、サイズがきつい靴による長時間の圧迫。
🔎男女比と発症傾向
統計的には女性にやや多い傾向がありますが、手根管症候群ほど顕著な男女比の差はありません。
- 女性: ホルモンバランスの変化による浮腫や、扁平足の影響を受けやすい。
- 男性: スポーツや肉体労働による足首の酷使、外傷が原因となることが多い。
こういった男女の特徴はあります。
📌主な症状
特徴的なのは、「足底(足の裏)から指先の範囲」への症状です。
- しびれ・痛み: 足の裏のピリピリ感、焼けるような痛み。
- 異感覚: 「砂利の上を歩いているような感覚」や「足の裏に皮が貼り付いたような違和感」。
- ティネルサイン: 内くるぶしの下を叩くと、足底に響くような痛み(放散痛)が走る。
- 夜間痛: 安静にしている夜間に症状が強まることがある。
📌鍼灸・マッサージの施術で期待できる効果
保存療法として、鍼灸やマッサージは非常に有効です。
神経の走行に範囲に関係する軟部組織を緩めることで圧迫を軽減させます。
1. マッサージのポイント
- 後脛骨筋・長趾屈筋の弛緩
足根管を通る筋肉の緊張を解き、内圧を下げます。ふくらはぎの内側を重点的に行います。
- 足底筋膜のリリース
神経の末梢にあたる足底を緩め、神経の興奮を抑制します。
- 距骨下関節の調整
扁平足傾向や足関節に何らかの障害がある場合、足首の歪みを整えるようにアプローチします。
2. 鍼灸施術のポイント
- 内果周囲の経穴への鍼灸
中封、照海、太渓などに鍼灸で施術をし足根管周辺の神経・血管への刺激で、症状を緩和へ。
- パルス: 鍼を後脛骨神経に沿って鍼を刺し微弱電流を流し、神経の再生や伝達速度の回復を促します。
- 遠隔への施術: 腰部(L4-S3領域)の緊張が足関節に影響するため、腰や臀部の施術も併用します。
💡期待できる効果のまとめ
- 痛みの緩和: 筋緊張の緩和により、神経への痛み刺激を低減します。
- 血流への効果: 圧迫による虚血状態を解消させ血行促進、神経の修復をサポートします。
- 感覚異常への効果: 神経の過敏性が抑えられ、特有の異物感やしびれが軽減します。
- 機能維持: 痛みを抑えることで歩行バランスを保ち、膝や腰への二次的な被害を防ぎます。
⭐さらに、当院で行える専門的なケア
1.機器を用いての施術
筋肉の過緊張や、神経や血管への障害により効果的にアプローチできます。

2.運動療法で再発へのアプローチ
関係する長母趾屈筋や足底部の筋肉などへのセルフケアやリリース方法
また歩行や立位などでの足部の接地時の、癖を変えるために運動療法を指導いたします。
足根管症候群をはじめ、足底腱膜炎など足関節周囲に悩みを抱えている方、ご相談ください。
🌿浦和駅から徒歩4分、光幸はりきゅう院・接骨院 / 出張での施術も対応しています。
