髪の毛や頭部環境のお悩みに効果が期待できるコース。

☆幸髪・美髪鍼灸コースを紹介!

◎初回:¥4,000で体験(55分)

◎二回目以降:都度払いは¥8,500または、、サブスクで通いやすいプランをご活用ください。

〇サブスク:月2回¥15,000・月4回¥25,000

当院の施術で効果が期待できるヘアトラブルは以下の通りです。
■脱毛症
■白髪
■薄毛
■フケ症
■予防治療

ヘアトラブルが起こる原因を皆さんは、遺伝的要因が大半を占めるとお考えだと思います。
しかし、実際はそうではありません。他の要因が長期間身体を蝕みトラブルを惹起します。

◆有害物質:タバコや洗髪剤などの日用品・添加物・アルコールなど
◆栄養障害:健康な髪に必要な栄養素の摂取不足
◆心身や環境ストレスによる自律神経系の機能失調:特に頭部血管への異常

そのためヘアトラブルの根本解決には、鍼灸治療で得られる
血行促進効果・生体機能調整効果・免疫活性化効果を最大限に促せるように
継続して治療を続け、体質を改善するきっかけを与えていきます。

勿論、先程紹介したように◆の原因を変えない限り治療効果が激減するので
この部分の改善する必要が最も重要になってきます。
自律神経系を正常にするために生活習慣を見直したり、環境を変える努力。
正しい洗髪剤や栄養に関係する、製品を選ぶ基準などです。
解決するために色々と提供させていただくので変えられるところから取り組んでいきましょう。
☆また、少しでもお客様の負担を減らす意味も込めお得なサブスクもご用意あります。

※ヘアトラブルの治療は長期間かかるものです。予めご理解ください。

〇脱毛症・抜け毛のパート

一般的に脱毛症は、今まで当然のように生えていた毛髪が頭皮から抜け落ち

一時的もしくは半永久的に生えてこなくなった状態を指します。

病的な原因でない限り、直接生命の危機に関わることはありませんが

脱毛症になってしまうことで、自分や他人に与える影響はとても強いです。

脱毛症に悩む人は、精神的・心理的にストレスを抱えることも多いと思います。

その悩みを鍼灸治療で、解決に導くことができるのをご存知ですか?

鍼灸治療の一番の魅力は、全身状態を狂わす症状を改善する最適な方法なのです。

では、なぜ効果があるのか?その詳細や脱毛症の原因・体質などを

まとめてみましたので、最後までぜひ読んでいただければと思います。

  • 脱毛症の一般的な原因
  • 脱毛症の東洋医学からの観点
  • ケアなどの予防方法

◆脱毛症の一般的な原因

  • 遺伝的・老化な要素
  • 精神的なストレスや過労
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 偏った食事や栄養不足
  • 病気(自己免疫疾患・細菌感染・甲状腺機能の異常など)
  • 薬の副作用
  • 過度なパーマやカラーの施術

などの要因が複雑に絡み合い、それがヒトの活動機能に悪影響を与えた結果

その矛先が毛髪にむくことで、脱毛症を発症することになります。

遺伝的な原因は、まだ解明されていない点が多いので完治に向かうのが

難しい場合が多いので、かなりの治療期間が必要になります。

病的な要因や薬の副作用も現在の状態が改善した後に変化があるので同様です。

他の要因も、毛周期(ヘアサイクル)を乱すことにつながります。

毛髪も身体から栄養を吸収して生きていますので自身の健康状態の

水準が落ちていけば毛髪も弱っていきます。

最低限のことですので、改善できる範囲から変えていきましょう。

◆脱毛症の東洋医学からの観点

髪は東洋医学では、五臓の腎と肝との関係があります。

また、「髪は余血」といわれ血との関係も深いです。

この腎・肝・血に不特定多数の因子が原因となり機能を低下させることで

髪へのトラブルになると考えられています。

不特定多数の原因で関与性が高いものとして精神的なストレスや

それの発散目的にする不摂生な飲食物が挙げられます。

そのため毛髪の脱毛症における治療や完治は短期的な解決は難しく

ある程度の治療期間を重ねていき治療効果を高めていくことと

不特定多数の原因の解決も自分自身で見つけ解決するのも必要になります。

主に4つの脱毛症に陥りやすいタイプがあるので紹介していきます。

  • 血熱証
  • 肝腎陰虚証
  • 気血両虚証
  • 気滞血瘀証

とよばれる病証により脱毛症を発症しますので、どういった体質でなるのか

病証ごとに説明していきます。

■血熱証

この病証では、脱毛は突然起き部分的に抜け落ちていきます。

頭皮に痒みを伴い、ひどい場合は頭部全体の脱毛や眉毛なども抜け落ちます。

こういった脱毛症になる人は、外部から熱性のものが体内に入れることで

血の性質が熱を帯びてしまい、その血で栄養された毛髪が弱り抜け落ちます。

主に、塩味の強いものや辛く刺激的なもの、味が濃く脂っこいものを好む食生活

過度な飲酒量などを好むことで熱の性質を持った血液を生成してしまいます。

また肝が血を蔵血しており、精神的ストレスや情動の変化、特に怒・イライラが

肝を傷つけるので、血熱のなると考えられています。

またこういった体質の方は、頭部に熱が籠ったり乾燥しやすく

口渇や便秘傾向、ニキビや肌荒れも起きやすいです。

女性では、月経の周期が早まったり経血量が多くなったりします。

◾️肝腎陰虚証

脱毛の起きやすい箇所は、頭頂部や前額部に多く頭皮は油っぽくなり

毛髪の質は色艶がなく細く軟弱でコシが弱いのが特徴です。

この病証は、肝の血不足と腎の精・陰液不足が原因で脱毛症が起こります。

精はエネルギーと捉えていただけるといいと思います。

この肝血を栄養するのは腎精であり、腎精の栄養をするのは肝血と

互いに滋養し合い、身体の活動に関与しています。

この病証になると髪を栄養する、血と精の関係性が崩れてしまい髪を栄養できず

髪の状態が弱ってしまい、最終的には抜け落ちてしまうのです。

比較的、年齢の高い方に多くみられるのが特徴です。

老化により腎精は消耗がドンドンされていきます。

その結果、腎精が消耗すれば肝血が滋養できずに相互のバランスが崩れ

肝腎陰虚証になると考えられています。

他にも、不自然な寝汗・口や喉の渇き・耳鳴り・めまい・不眠・足腰のだるさの

症状を身体に感じることが多いです。

また女性では、過少月経になりやすいのも特徴です。

◾️気血両虚証

年齢に関係なく起こる脱毛症で、徐々に毛髪が抜けていき

最終的には少量の毛髪しか生え残っていないタイプの脱毛症です。

また抜け落ちた箇所の頭皮は、力がなくハリが弱く軟かい。

過労や長期的に体調が悪い状態によって、気(エネルギー)や血が傷ついたり

気が不足し血が生成されず欠乏するので脱毛につながります。

また産後の多量出血が原因でも気と血が不足し毛髪が抜けることもあります。

血は髪の栄養といいましたが、この血は気により全身に運ばれます。

つまり気が少なければ血の質が落ち、栄養されにくくなるだけでなく

毛髪を満たすほど運ばれないため頭皮から抜け落ちるというわけです。

徐々に抜け落ちるのは、気血両虚証の病証が髪に現れるまで

時間が掛かるためと考えられるためと言われています。

他にも、息切れしやすい・倦怠感・何もしていなくても汗をかく・不眠・二度寝

動悸・めまいなどの症状も感じやすいです。

■気滞血瘀証

部分的だけでなく全体的にも脱毛症が起こりやすく、他にも頭痛や

頭皮のピリつき感や痒みなどを伴うことが多い、進行性の脱毛症。

この病証では、精神的なストレスが原因で気が停滞してしまい

血の運行を妨げ質が劣化し瘀血を生じます。

気と血の巡りが悪くなるので、頭部に必要な血や栄養が十分に送り届けられず

毛髪を栄養できないので脱毛が起きてしまいます。

瘀血の特徴として、その場に固定・留まるため頭部に痒みや痛みが現れます。

身体に感じる他覚症状に、胸や脇の張ったような痛み・イライラしやすい。

また女性では、月経前に乳房が強く張り痛みを伴う・また月経痛が強く

経血の色は、暗紫色で血の塊が著明。

この4つの病証に該当するものがあれば、それに沿った治療方針で鍼灸を行い

体質を改善するために必要なことを自身で行うことで脱毛症の根本が変わります。

◆ケア・予防方法

1.適度・適切な洗髪を心がける

頭皮を清潔に保ち、丈夫な髪を育てる目的があります。

ですが、過剰なシャンプー剤を用いての洗髪や頭皮を強く擦ったり爪を立て

頭皮への過剰刺激などは避け注意して行いましょう。

頭皮からも洗髪剤の栄養が経皮吸収されますので丁寧が大切です。

2.頭皮の血流を促進させる

頭皮の血流の促進は、赤血球により酸素や栄養素が十分に運搬・補給され

脱毛症の予防や改善にも効果があります。

指の腹で優しく、マッサージをしてみましょう。

3.ストレスの解消方法を見つける

ストレスがヒトの生命機能に強く影響を与えるのはみなさん分かっていると思います。

ストレスの緩和は健康維持・向上には必須です。

自分の好きな or 合った解消法を試してみましょう。

4.規則正しい生活習慣・栄養の摂れた食事を心がける

寝不足や就寝時間がまちまち、これでは身体のリセットができないので

翌日の体調や健康状態にも影響を与えます。

また自律神経やホルモンバランスを自ら崩すことにもなります。

食事も栄養素を意識し、三食摂るのは必須です。

足りないと思う栄養素は、サプリメントで補うのもオススメ(米産が品質など◯)

5.禁煙をなるべく意識する

喫煙は、動脈と静脈の交通である毛細血管を収縮させ働きを弱めます。

それより血液の循環・交換が悪くなるので脱毛症の原因や悪化につながります。

育毛剤も使用することは問題ないですが、あくまで髪に栄養を与えてるだけです。

鍼灸や吸い玉の施術で、本来の修復力を取り戻していきましょう。

〇白髪のパート

白髪とは、その名称通り髪が白い状態をさします。

日本人はもともと、黒い毛髪の人が多いですがこれは

毛髪の細胞へメラニン顆粒が角化細胞に転送され続けることで

黒い毛髪は、一定的に維持されています。

ですが、この一連の反応が転送停止状態になることで白髪になると

考えられていますが、現段階でも何故起こるかは解明されていません。

大半の白髪の理由は、老化現象であると考えられています。

なので、年齢を重ねていくと自然に髪が白くなる人もいます。

しかし、白髪が外見に与える印象において見た目との年齢に深く関係し

特に女性の場合は、白髪染めなどの方法を用いて髪を黒く染める方は多いと思います。

そのぐらい、白髪は老化をイメージさせるには大きな要因になります。

さらに白髪は、遺伝的な要因も含んでいるため完治は正直難しいです。

では鍼灸治療で効果が得られる対象の原因や体質とは何なのか?

一般医学と東洋医学の2つの観点から考察してみてみましょう。

◆一般的な白髪の原因

以下の原因が、関係し合い白髪になると考えられています。

  • 喫煙
  • 精神的な緊張・ストレス
  • 自律神経系の失調
  • ホルモンバランスの乱れ(女性では妊娠・出産・閉経など)
  • 偏った栄養バランスや不足
  • 病気に起因するもの(自己免疫疾患・甲状腺疾患・慢性化した胃腸疾患など)
  • 病気療養の薬物による副作用
  • 老化
  • 遺伝的な要因

喫煙は、頭部の血管を収縮させるため血液が毛細胞を栄養できないことが解っています。

精神的な緊張やストレス・不規則な生活は、ヒトの生態機能に異常を与えます。

それが引き金になって、より自律神経を失を招き髪の健康状態を保てません。

過度の飲酒・脂っこい食事など内臓の機能に悪影響を与える食生活

またタンパク質・ビタミンEやC・ミネラル類の欠乏は髪の成長を弱らせます。

その状態が長期化すれば、病気を患っても何のおかしくないですよね?

この状態は、白髪だけではなく脱毛症など他のヘアトラブルにも影響してきます。

こちらも、参考にお読みください。

では、次に東洋医学の観点からどういった体質がなりやすいのか説明します。

◆白髪を惹起する東洋医学の分類

聞き慣れない用語ですが、いかの弁証により白髪は発生します。

  • 血熱証
  • 腎精虚証
  • 肝気鬱結証

この、3つの分類を項目ごとに説明させていただきます。

◆血熱証

血熱証とは、外部から熱性のものが侵入し体内で血の性質が熱を帯びた状態です。

例として、塩味の強いもの・辛く刺激の強いもの・味の濃いものを過食や

過度の飲酒などの飲食行動により、熱が発生し血が熱を帯びる場合と

精神的なストレスや、急激な頭に血が昇るような情動の変化などによって

臓腑の肝を傷つけることで、肝火とよばれる現象を引き起こします。

肝には血を蔵する作用があり、その蔵した血が肝火により血熱に変化させる

この2つのパターンが原因になります。

そして、熱性を持った血が頭部へ巡ることで頭部環境を乾燥・燥熱させます。

また毛根から潤いを奪うため毛細胞に栄養が行き届かなくなることで

白髪を引き起こす原因と考えられます。

それにより、顔面の赤い湿疹やニキビ・頭皮の乾燥で痒み・フケ症にもなります。

また身体に現れる症状として、口の渇き・便秘傾向・肌荒れを起こします。

女性では、月経周期が早まったり経血量が多くなる傾向があります。

鍼灸を用いて、この血熱の状態を冷ますような治療を行うのですが

熱の状態があるため、基本的には灸での治療は用いません。

◆腎精虚証

この弁証では、本来備えている腎精(エネルギー)が不足している場合

加齢や、過疲労の蓄積や慢性的に体調を崩しやすい

また飲食物の不摂生により栄養を充分に吸収できず不足するなどで起きます。

この腎精の不足は、成長に悪影響を与えるため老化を進行させてしまいます。

髪は血余とも言われ、毛髪の状態は血との関係が非常に深いです。

そのため、精(エネルギー)は血は互いに養う関係があります。

つまり、精が不足しているこの体質は血は充実していませんので

毛髪の栄養も阻害されることになり、白髪が発生することになります。

他にも、髪に与える影響にハリやコシがない、細くなる

髪が伸びにくくなり、場合によっては抜け毛にもつながります。

身体に及ぶ他の症状に、男女ともに生殖機能が低下したり不妊症

骨が脆くなったり・耳鳴りなどの聴覚系への影響・物忘れが激しいなど

老化現象が現れてきます。

そのため、鍼灸で精を補填する治療を軸に行います。

◆肝気鬱結証

肝気鬱結証とは、長期間の精神的なストレス、怒りやショックなどが

原因で肝の機能を失調させる病証です。

肝には、疏泄(体全体に気、血、津液を順調に巡らせる)作用があるのですが

それを低下させてしまいます。

疏泄作用が弱まることで、摂取した飲食物の消化・栄養を吸収しにくくなります。

このため、気や血の巡りが悪くなったり・生成ができなくなることで

全身を滋養することが難しくなってしまいます。

それが毛髪に影響を与えてしまうことで、白髪の原因になります。

とくに頭頂部に白髪が多くみられます。

他に身体に現れる症状は、ため息の数が多い・怒りっぽい・抑うつ傾向

胸や脇に張ったような痛み・女性では月経不順や月経痛を伴います。

この病証の治療には、鍼灸の両方を用いることができます。

選定した経穴の状態によって、どちらがその時に効果があるかを判断して行います。

前述した、肝の疏泄作用や他の弱った消化器系の働きを補うのが目的です。

大別すると、こういった体質により白髪は発症する可能性が考えられるのです。

〇フケ症のパート

フケ症とは、頭皮の角質が新陳代謝によって頭皮から剥がれ落ちたものです。

そもそもフケが落ちるのは自然なことですが、その量が異常に多く

外見的にも目立ったり、フケに伴い頭部に他のトラブルが起こっている場合には

治療を行う必要がでてきます。

フケ症は、大別して脂性のフケ症と乾性のフケ症があります。

脂性のフケ症は、不特定多数の原因が皮脂の分泌を過剰にさせ角質層が

剥がれ落ちることによりフケが生じます。

乾性のフケ症は、逆に皮脂の分泌が少なすぎて頭皮にダメージを与えやすくなり

フケが生じやすくなると考えられています。

では、なぜフケが異常に発生しやすくなるのかを

西洋医学と東洋医学の観点から説明させていただきます。

◆一般的にフケが発生する原因

主に身体への外的及び内的なストレスが原因になります。

  • 睡眠不足
  • 精神的なストレス
  • 自律神経系の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 栄養不足
  • 洗髪の不足
  • 皮膚疾患によるフケ症(アトピー性など)
  • 感情に左右され頭皮を掻く行為

などが、頭皮の新陳代謝に異常反応を与えることが解っています。

睡眠時間においては、世界平均で日本はワーストです。

適切な睡眠のときは、副交感神経の活動が優位になるのもそうですが

ホルモンの分泌や内蔵器官の働きも穏やかになり細胞の回復に良い影響を与えます。

また、偏った食事環境や栄養不足・無理な方法でのダイエットなども

頭部だけでなく身体に異常をきたし、自律神経系やホルモンバランスを崩します。

また栄養制限をすることで、頭部を栄養する成分が不足し皮膚も剥がれやすくなります。

ストレスも人の正常な機能を乱す原因であり、頭部の成長を妨げるため

趣味や気分転換ができることを行い、ストレス解消につとめるのも大切です。

髪を洗う際も、皮脂分泌が過剰で頭皮がべたつく人はシャンプー剤で

皮膚への刺激がすくないものを用いて、優しく頭皮をキレイに洗いましょう。

逆に、乾性の頭皮に悩む方はシャンプー剤の使用量や洗い流す時間を考慮し

洗髪後には、髪を保湿する整髪料を使うことが望ましいです。

◆フケ症を東洋医学から観る

当院では、東洋医学の弁証でフケ症の根本を紐解き体質や生活習慣から

改善する鍼灸治療を行うことができます。

東洋医学でもフケ症を、乾燥してカサカサするタイプと

皮脂によりベタベタしているタイプの2種類に分けられます。

乾燥で起こるフケ症は、頭皮に十分な栄養が行き届いていない状態と捉え

血虚証の体質で発生すると考えられています。

皮脂が過剰に分泌され起こるフケ症では、頭部へ熱や湿の因子が作用し

頭部環境を乱してしまう脾胃湿熱証でフケ症になると考えられています。

どちらも共通していえるのは、改善を目的にする場合

身体の体質と頭部への治療を行うためある程度の期間を要することになります。

そのため、フケ症だけでなく脱毛症なども同じですが

治療を受ける方のは治療方針や期間に納得していただいた上で

治療を行わせていただきますので一緒に諦めずに改善していきましょう。

◆血虚証で起こるフケ症

血虚証とは、まず何なのかを説明させていただきます。

血虚証は、血の不足によって全身の器官を十分に栄養することで出来ず

身体全体の機能に影響を与えてしまう状態を指します。

原因として、飲食物を消化・吸収できず血を生成することができなかったり

過度なストレス、慢性的な疲労、長期間の病により血が消耗されてしまい

全身を滋養する血が不足することで血虚証が起きます。

女性では、出産などにより血が喪失した場合でも血虚の状態になります。

血虚証の場合、頭部環境は頭皮が乾燥してカサカサして痒みを伴います。

また頭皮の乾燥により皮膚が剥がれ落ちることで、フケが出現します。

髪にも栄養が不足するので、髪も細くハリやツヤがないのも特徴です。

血虚証になっている方は、他にも身体に及ぼす症状があります。

めまい・目のかすみ・不眠・動悸・全身の皮膚乾燥・顔色が白くツヤがない

といった自覚症状が現れてきます。

また女性では、月経周期が予定より遅くなったり経血量が少なくなったり

早期閉経が起こりやすくなったりします。

この血虚証でのフケ症を改善するには、血の生成を助け滋養する機能を取り戻す

治療方針のもと鍼灸治療で頭部や手足、必要に応じて背部の経穴(ツボ)へ刺激を与えます。

自身でも、血を補う食材と摂取したり体力をつけるなどの習慣を継続し

体質を改善することで変化が現れてくると思います。

◆脾胃湿熱証で起こるフケ症

脾胃湿熱証とは、湿と熱の性質が体内から侵襲する状況になることで起きます。

例として甘い物や辛いもの、味付けの濃いものや脂っこいもの

また刺激性の強い飲食物を過食、また過度な飲酒などの習慣や傾向が続くことで

湿と熱の性質が発生し、体内にこもることで起こる病症です。

男女比でいうと、男性に多くなる特徴があります。

この湿と熱の性質は、上昇する特性があり頭部に上昇することで

汗や皮脂を熱することで皮脂の分泌を過剰にさせてしまいます。

その影響で、頭皮がベタつき脂っぽくなると考えられます。

それに伴い頭皮の新陳代謝を狂わせて頭皮の角質が異常に溜まることで

フケとなり、その量が異常に多くなり現れてきます。

さらに状況が悪化すると、頭皮が黄色く変色しフケの色も黄色みを帯びます。

その状態になると、頭皮の痒みを伴ったり髪が皮脂で湿った状態になります。

脾胃湿熱証で現れる自覚症状として、顔の色や目・皮膚も黄色みがかったり

頭の重たい感覚・口内が苦く感じたり粘り気がでる・食欲不振・泥状の便

頭皮だけでなく、全身の皮膚の痒みを感じたりします。

治療方針としては、こもった湿と熱を排出することを第一に行います。

熱を取り除く経穴を手足や背部から選穴し、局部の頭にも治療を行うのですが

鍼治療のみの対応となります。

灸は体内に熱が発生しているため用いません。

自身でも、血を補う食材と摂取したり体力をつけるなどの習慣を継続し

体質を改善することで変化が現れてくると思います。

ここまで、フケ症の原因を西洋・東洋医学の観点からお話しました。

頭部は外見に与える影響は、かなり大きいと思います。

そのため、頭部だけにアプローチするよりも全身の状態から判断し

治療を継続することで早期的に効果・変化を感じれると思います。

〇頭皮の固さは、トラブルの原因に!

頭・頭皮の固さと顔の印象の関係あるんですか?

頭皮の柔軟性は、顔の印象に大きく影響を与えます。
特に、お顔のたるみ・シワ・血色などに関係が深いです。  

☆頭・頭皮が柔らかい場合(理想的な状態)

血流が良くなる → 顔色が明るい印象に(^^)!
リフトアップしやすい → 若々しい印象!自然な笑顔で印象アップ☆
シワやほうれい線ができにくい・薄くなる

柔らかい特徴

触ると指が少し沈む感覚がある  
頭皮がよく動く  

★頭皮が固い場合

血行不良 → 顔色がくすむ・暗い印象が相手に伝わる(*_*)
顔のたるみ → 老けた印象・疲れたように見えやすい
シワ・ほうれい線が深くなる

固い特徴

触ると指が沈まず、カチカチ
頭皮があまり動かない  
目が重く感じる、むくみやすい  

☆頭皮を柔らかくする方法

◎当院での施術

鍼施術で頭・頭皮へのケア。カチカチになった組織を柔らかくします!
さらに、パルス(電気)を流すことによって効果が期待できます!
頭だけではなく、首や肩・腕に鍼をうつと、もっと柔らかくなります!

ヘッドマッサージも行うのでリラックス&お顔もスッキリ☆

◎セルフケア

頭皮マッサージ(1日3分程度) → 指の腹で頭皮を優しく動かす  
シャンプー時にマッサージするのがオススメ!

首・肩のストレッチ → 頭皮のケアに+で血流を改善し、頭皮のコリを解消  

また頭・頭皮が固いと頭痛や眼精疲労・髪の質が悪くなってしまう可能性もあるので
予防として施術・ケアはお早目に☆

〇美髪を保つには。

髪が最近パサつく…抜け毛が多い気がする。などお悩みありませんか?

そのお悩み、当院の毛髪・頭皮に特化した施術で対応できる可能性があります!

鍼施術と髪の毛の関係性は、東洋医学的な観点と現代医学的な観点で語ることができます。

☆東洋医学の観点


東洋医学では、髪の毛は「血の余り」とも言われ、髪の健康は血液の質や量
そして「腎」や「肝」の働きと深く関係しているとされています。

腎:精力・生命力や成長・老化を司る。腎が弱ると白髪・抜け毛が増えるとされる。

肝:血液の貯蔵と循環を管理。ストレスがたまると肝の働きが悪くなり、血の巡りが悪くなる。
そのため、髪を栄養できなくなりトラブルのもとに。

脾胃(消化器系):栄養吸収の基本。ここが弱ると、髪に必要な栄養が届かなくなる。

鍼灸では、これらの内臓の働きを整えるツボにアプローチすることで
間接的に髪の健康をサポートするという考え方です。

☆現代医学・研究的観点

血行促進:頭皮の毛細血管や体の血流が改善 → 毛根に栄養が届きやすくなる

自律神経の調整:ストレス軽減 → ストレスによる抜け毛(円形脱毛など)を防ぐ

炎症の軽減:炎症が抑えられ、頭皮環境が整う

ホルモンバランスの調整:ホルモンの乱れで髪に影響を与えてしまう。

髪の悩み別・鍼を受ける症例

抜け毛・薄毛(特にFAGAやストレス性脱毛など)・白髪・過フケ症

細毛・パさつき・予防に効果が期待できることがわかっています!

◎まとめ

☆鍼が髪に良いとされる理由・3選

1.血流改善による毛根への栄養供給

髪の毛は毛細血管から栄養を受けて成長しています。

頭皮や全身の血流が滞ると、毛根(毛乳頭)に栄養や酸素が届かなくなり
抜け毛や細い髪の原因を加速させます。

鍼は毛細血管の拡張を促し、頭皮の血流を良くすることで、毛根の栄養状態を改善します。

2.自律神経の調整 → ストレスの軽減

ストレスは、交感神経を過剰に働かせ、血管を収縮させたり、ホルモンバランスを乱します。

特に円形脱毛症やストレス性の抜け毛に影響が大きいです。

鍼には副交感神経を優位にする働きがあり、ストレス緩和や睡眠改善が期待でき
なおかつ、血管を拡張させるので髪の毛に栄養を血液が運びやすくなります。

3.ホルモンバランスや内臓機能の調整

東洋医学的には「腎・肝・脾」が髪に関与します。

鍼施術によりこれらの臓腑の弱っている状態をカウンセリングで把握し
機能を整えるため鍼で経穴(ツボ)を刺激を与えます。
その結果、ホルモンの安定や栄養吸収の向上を図ることができます。

特に女性の更年期・産後の抜け毛など、ホルモン由来の症状にアプローチが◎

症状・目的に対応する鍼施術の目的

☆薄毛(特にFAGA/AGA初期) 血流改善、ホルモンバランス調整
☆円形脱毛症 ストレス緩和、免疫調整、自律神経調整
☆白髪の進行を抑制したり、白髪の減少
☆産後の抜け毛 ホルモン調整、疲労回復、睡眠改善
☆頭皮の硬さやコリ 頭部への直接施術で血流促進
☆美容目的(髪のツヤ・ハリ) 内側からの体質改善による全体サポート

髪は、健康状態が直接反映される箇所です。
お悩みの方は、ご相談いただければと思います。

ママの髪と心にやさしいケア☆産後の抜け毛について

産後の抜け毛に鍼が良いとされる理由は
ホルモンバランスの回復や自律神経の調整、そして頭皮の血行改善を
自然に本来の修復をサポートできるからです。

◎産後の抜け毛と鍼の関係

1. ホルモンバランスの回復サポート

産後の抜け毛は、妊娠中に増加していた「エストロゲン」という
女性ホルモンが出産後に急激に減少することが主な原因といわれています。

鍼治療は、内分泌(ホルモン)のバランスを整える助けになるとされていて
自然な形で体を回復に導くことがわかっています。
特に、婦人科系の悩みに対する鍼灸の効果は古くから活用されています。

◎自律神経の調整

産後は寝不足やストレス、育児による体の疲労が重なり、自律神経が乱れやすくなります。

鍼は副交感神経(リラックスを司る神経)を優位にして、心身を落ち着かせたり
内臓の働きを高めたり、血管の拡張・運動を適切にしてくれます。

☆ストレスや不安が軽減されることで、抜け毛の進行を抑えることが期待できます。

○血流促進による頭皮環境の改善

出産や授乳で栄養が不足しがちな体において、鍼で頭部や首まわりの血流を改善することで
毛根に必要な栄養をしっかり届けられるようになります。
結果として、髪の生育環境が整いやすくなります。

もちろん、産後はビタミン・ミネラル・たんぱく質など体に必要な栄養素が
どうしても不足しがちですので、ないがしろにせず摂取してくださいね。

○全身の回復促進

鍼灸は局所治療(頭皮)だけでなく、全身のバランスを調整することができます。
「産後の体を整えるための鍼灸(産後ケア鍼)」として、全身治療と併用することでより効果的に。

どんな箇所に施術をするの?

・頭、頭皮に直接鍼を打ち、血行と毛根の活性化を図る。
・肩、首周囲:頭部への血管は首や肩からのぼっていく。

○全身の調整

・背中や仙骨部・腹部・脚(血液や婦人系のツボが存在)

※鍼を受けるときの注意点

・産後すぐ(1ヶ月以内)は体力の回復を優先しましょう。無理は禁物。
・基本的に刺激量は少なめに。施術中にきついときは調整します。

産後は、体力・精力的にも身体が弱っているものです。
早期的に本調子に近づけるために、鍼施術を継続してみるのもオススメです。

お困りの方は、ご相談ください。

光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司有希