「朝起きると顎が疲れている」「歯がすり減っている」といった悩みを持つ方は少なくありません。
実は、寝ている間の食いしばりは、起きている時の約2~5倍もの
力がかかっていると言われています。
自律神経の「スイッチ」の切り替えエラー
通常、睡眠中は「休息の神経」である副交感神経が優位になります。
しかし、覚醒時の強いストレスや疲労が溜まっていると
睡眠中にもかかわらず「興奮の神経」である交感神経が活発化します。
☆マイクロアローザル(微小覚醒)
睡眠中に脳が一瞬だけ目覚めてしまう現象です。
このタイミングで交感神経が跳ね上がり
それに連動して咀嚼筋が収縮し、食いしばりが発生します。
脳科学からの観点「ストレスの出口」
脳の深部にある扁桃体は、不安や恐怖などの感情を司ります。
日中にストレスを感じると扁桃体が過敏になり
その興奮が運動系を制御する大脳基底核へと伝わります。
ドーパミンの関与
近年の研究では、脳内の神経伝達物質であるドーパミンの調整不全が
顎を動かす指令を過剰に出してしまう可能性が指摘されています。
脳がストレスを処理するプロセスの一環として
無意識に筋肉を動かしてしまう「出口」として食いしばりが起こることがあります。
中枢性のアラウジング反応
食いしばりは、「脳をリラックスさせるための防衛反応」という説もあります。
乳幼児が指をくわえるのに似ているでしょうか。
強く噛み締めることで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し
脳の興奮を鎮めようとしているという考え方です。
つまり、体が必死にバランスを保とうとした結果の反応とも言えるのです。
変わるためのアプローチ
メカニズムが「脳と神経」にある以上、マウスピースによる歯の保護(対症療法)だけでなく
根本的な神経系の鎮静が重要です。
セルフケアには、40℃前後の入浴や深呼吸をする習慣を取り入れる。
噛み締めに関わる「咬筋」や「側頭筋」の緊張を緩める目的に
鍼施術やドライヘッドスパなどで筋肉の緊張を和らげる。
マグネシウムの摂取で筋肉の弛緩を助け神経の興奮を抑える。
などを食いしばりの症状が軽減するまで、続けるのも効果的です。
食いしばりが辛く、慢性化してる方ご相談ください。
浦和/整体/鍼灸/美容鍼/食いしばり/顎関節症/頭痛/眼精疲労/耳鳴り/めまい/首肩こり/筋膜リリース
