ファンデーションは肌色補正、質感の修整、シミやソバカスなどのカバー
紫外線などの外界刺激からの保護などの機能をもっています。
ファンデーションにも非常に多くの色やタイプがあり、年間を通して変化する
肌の色や気象現象なども大きく影響しています。

↑肌の色に合わせた色調の一覧
■季節に合わせたファンデーションの選び方
●夏の肌
特徴として、高温多湿で汗や皮脂が多く出ることです。
そのため求められるファンデーションのはたらきは
化粧くずれしないために粉体の表面をシリコーンなどで水をはじく
処理をしたものが配合されたファンデーションが○
さっぱりとした使用感触にするため、スポンジに水を含ませても
使用できる両用のファンデーションも○
強い紫外線から肌を守るため、紫外線防止効果のある日焼け止めファンデーション
こういったタイプを選び使用するのがいいでしょう。
●冬の肌
低温度の環境で乾燥するのが冬の特徴です。
そのため、ファンデーションに求められるはたらきは
潤い保湿に考慮した、クリームファンデーション。
またクリームファンデーションにエモリエント効果が高い
油分を配合したエマルジョンのファンデーションが○
肌は常に、外部環境からストレスを受けます。
しっかり環境に順応させる意識はしっかり持っておきたいとこですね。
■ファンデーションの分類
ここでは、ファンデーションのタイプ別での特徴をお話していきます。
お顔の状態やお悩みに合わせて選べるようにしっておきましょう。
●ルースタイプのファンデーション
製品配合の割合は、粉9.5:油0.5
肌色の補整、脂浮きを抑える。
パブやブラシでつけると軽い仕上がりになります。
●パウダータイプのファンデーション
製品配合の割合は、粉9:油1
プレストタイプ(コンパクトなどに入っているタイプ)のもの。
肌色補整や化粧なおしをするために、持ち運びしやすい。
また、脂浮きをしっかりと抑えてくれます。
●スティックタイプのファンデーション
製品配合の割合は、粉6:油4
油性タイプので、肌へのつきが良くカバー力が高く水にも強い。
シミやソバカスなどの欠点をポイントでカバーできるのがポイント。
●エマルジョンタイプのファンデーション
油性タイプとW/O(Water in Oil) の製品がある。
油性タイプは、粉と油の割合が5:5
肌へのつきがよく、水に強くエモリエント効果も高い。
W/Oタイプは、粉3:油5:水2の割合です。そのため
乳化剤、保湿剤が配合されたもので化粧もちがいいのも特徴です。
●クリームタイプのファンデーション
O/W(Oil in Water)のタイプと、W/O(Water in Oil)のタイプがある。
O/Wタイプは、粉2:油2:水6の割合で成り立ち
乳化剤、保湿剤が配合され、ノビがよくトリートメント性が高い。
W/Oタイプは、粉2:油4:水4の割合で成り立ち
同じく乳化剤、保湿剤が配合され化粧持ちがいいのも特徴。
●リキッドタイプのファンデーション
O/W(Oil in Water)のタイプと、W/O(Water in Oil)のタイプがある。
O/Wタイプは、粉1:油2:水7の割合で成り立ち
乳化剤、保湿剤が配合されノビがよくトリートメント性が高く
みずみずしい仕上がりになります。
W/Oタイプは、粉2:油4:水4の割合で成り立ち
同じく乳化剤、保湿剤が配合されているが、さっぱり感もあり化粧持ちがいい。
以上が、ファンデーションの製品特徴でした。
選ぶ基準の参考になるといいですね。
光幸はりきゅう院・接骨院 美容健康アドバイザー:庄司 有希