鍼に電気を流す「電気鍼でんきばり」は
鍼治療の一種で、鍼の針に微弱な電流を流すことで
通常の鍼治療以上の効果を期待する方法です。
電気鍼は、筋肉の緊張をほぐしたり、痛みの緩和、血行促進などに利用されます。
■電気鍼の主な効果:
☆痛みの緩和
電気が神経に作用することで、痛みの信号をブロックする作用が期待できます。
特に慢性的な痛みや筋肉のコリに効果があります。
☆血行促進
電流が血流を改善することで、酸素や栄養素がより
効率的に供給され、回復を早めることができます。
☆筋肉のリラクゼーション
電気の刺激が筋肉を緩め、筋肉の緊張をほぐすため
スポーツ後の疲労回復や肩こり、腰痛の改善に効果があるとされています。
☆自律神経の調整
電気鍼は、交感神経と副交感神経のバランスを調整し
ストレスを軽減したり、リラックス効果をもたらすことがあります。
☆局所的な治療効果
痛みがある特定の部位や慢性的な障害に対して、ターゲットを絞って治療することができます。
☆使用される電流の種類
低周波:筋肉の収縮を促すため、筋肉のリラックスやリハビリに使われることが多いです。
高周波:痛みの緩和に使用されることが多く深部まで刺激が届くため、深い筋肉や神経に働く。
また、ヘルツ・リズムを調整することで様々な症例に効果が期待できます。
※注意点
電気鍼は一般的には安全とされていますが、妊娠中や心臓に問題がある人
ペースメーカーを使用している人などは避けるべきです。
また、治療の際には苦手な方には行いませんのでご安心ください。
光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希