では、ビタミンB6を過剰摂取しすぎた場合に考えられる弊害、悪影響とは
一体なにが考えられるのでしょうか?

本来、ビタミンB6は水溶性ビタミンで余剰分は尿中に排出されるため、
普段の食事で過剰摂取となることはほとんどありません。

ただし、【日本人の食事摂取基準】では上限量が設けられています。

サプリメントや医薬品によりビタミンB6を補給する場合は
過剰摂取のリスクがあるため適正量を守るようにしましょう。
※摂取量もですが体内に入れる安全面にも考慮が必要。

サプリメントなどでビタミンB6を長期間にわたって過剰摂取した場合

力が弱くなる
感覚が鈍るなどの神経障害手足のしびれや痛み
悪心、胸焼け
精巣の萎縮

といった症状を引き起こす恐れがあります。

ビタミンB6は加熱や光に弱く、水に溶ける性質です。
そのため、加熱済み・調理済みの加工品や冷凍食品よりも、生で新鮮な食材を選択しましょう。

調理での損失を防ぐためには、ゆでる調理法でなくレンジの活用や
蒸し料理で摂取したりするのがおすすめです。

また、植物性よりも動物性の食品の方が、利用効率は高いといわれています。
献立でのメインのおかずは肉や魚を選ぶとよいでしょう。
野菜や果物は植物性ですが、生で食べることで栄養価の損失はないため、
足りない分を補う食材としては、それなりに良いと思います。

ただ、現代の環境などを鑑みると食物の栄養素はスカスカ状態
野菜や果物に関しては、農薬まみれのものを食べ過ぎれば違った弊害になります。

なので、食事+栄養補助食品をしっかり活用していきましょう。
食事だけで健康を維持する時代は、もう遙か昔に終わりました。

健康へのお悩みの方は、必要な提案や栄養アドバイスなど対応いたします。
ご相談お待ちしています。

光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希