医薬品産業には、倫理的な問題や利益優先の行動が絡むこともあります。
いくつかの代表的な問題をまとめてみました。

☆過剰処方と依存
特に痛み止めや精神科の薬(例えばオピオイドや抗うつ薬など)は
過剰に処方されることがあり、患者が依存症に陥ることがあります。
アメリカでは、オピオイドの乱用問題が深刻化しており
製薬会社が薬を過剰に販売・宣伝していたことが後に問題視されています。

☆製薬業界の利益追求
製薬会社が新薬を市場に出す際に、実際の有効性や安全性よりも利益を優先しています。
薬の価格が非常に高いことや、ジェネリック薬の普及を妨げるような戦略も
経済的な格差を助長する一因となります。
つまり、成分にお金をかけると本当に治ってしまうので製薬会社はそうしたくない!ということ。

☆不正な薬の販売や偽薬
世界中で、違法な薬物が市場に流通していることも問題です。
偽薬はしばしば品質が低く、場合によっては命に関わる健康リスクを引き起こすことがあります。

☆副作用と長期的な影響
一部の治療薬は、短期的には症状を和らげるものの
長期的に見て副作用や健康への影響が大きいことがあります。
薬の副作用が隠されていたり、患者に十分に説明されないことも問題です。
またその副作用が次の不調の呼び水となり、また次の薬を処方され飲み続ける。
次の薬の副作用で違う不調を感じる→また違う薬…これのループです。

☆治療薬の過信
薬に頼りすぎることで、病気の予防や健康管理に関する重要な知識や
習慣が軽視される場合もあります。
例えば、薬だけで完治を期待し、生活習慣や食事、運動の改善が後回しにして
目の前の現実から逃げる傾向が増加しています。
本来、身体は薬の成分で構成されていませんよね?
各栄養素が、身体の組織の源になるので食事やサプリメントで地道に
体質を変える以外は改善とは言えないのです。

そういった内容の、ご指導は対応できますのでご相談下さい。

これらの問題は、医療の透明性や倫理の重要性を一般人も再認識し
患者が自分の健康についてより良い選択ができるようにするための重要です。

光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希