過去と現在を比較すると、外気温の異常さを感じている人は多いと思います。

また、それに伴って紫外線の照射量も桁違いになりました。

昔は夏の季節だけに、日焼け止めを塗ればいいという認識でしたが

今を生きる人たちは、季節を問わずに対策をしたほうがいいと考えています。

人体への紫外線が与える影響は以下になります。

  • シミ、しわ、乾燥肌、皮膚がん、白内障、免疫機能の低下などの健康障害
  • 全身的な疲労感、自律神経の乱れ、目の充血などの体調不良

他の障害もありますが、年齢を重ねたときに健康でいたいと思う人は多いと思います。

そんな紫外線の対策として、日焼け止めの使用・日傘の使用・アームカバー、長袖の着用など

ありますが、今回は日焼け止めなどの化粧品ついてお話していきます。

製品選びの参考にしてください。

◆UVケア化粧品

紫外線カット剤は、UVケア化粧品を選ぶうえで大切な原料です。

特徴として、紫外線のエネルギーを吸収して別のエネルギーに変換することで

肌への影響を抑える吸収剤タイプ。

微粒子の粉体が紫外線を反射させる散乱剤タイプの2種類があります。

一般的には日焼け止め化粧品は、両方を組み合わせ効率よく効果を高めていますが

敏感肌に悩む人用として散乱剤のみを使用した商品も存在しています。

●UVケア化粧品の選ぶポイント

  • 紫外線防止効果の度合いが使用目的に合っているか
  • 安全性が高いか否か
  • 使用した感触に違和感がないか
  • 日焼けをしやすい人は紫外線防止効果の高いもの選ぶ

こういったポイントは、製品を購入・使用する際は非常に重要になります。

つぎに、紫外線の吸収剤と紫外線散乱剤の働きを簡単に説明していきます。

紫外線吸収剤

このタイプのものを皮膚に塗った際、ケイヒ酸系・ベンゾフェノン系・トリアジン系などの

化学物質の反応で、紫外線のエネルギーを取り込み

熱などの別のエネルギーに変換する働きで紫外線から人体を守ってくれます。

使用感は、肌に塗ったときに白浮きせずきしみ感もあまりありません。

たくさんの研究データに基づき、安全性はかなり高いですがごくまれに

アレルギー反応を起こす人もいます。

紫外線散乱剤

微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛が、物理的に紫外線をはね返す働きがあります。

UV-A・B波まで幅広く散乱でき、かぶれるなどの症状が起こりにくいので

肌が弱い人にはオススメです。

少し塗ったあと、肌は白くなったりします。また、きしみ感が出やすいです。

こういった特徴から、どちらを選ぶかの参考にしてください。

◆UVケア化粧品の種類と特徴

乳化タイプ

O/W型(Oil in Water)

日常使い向けの商品が多い。

みずみずしく白浮きもなく、使用感に優れています。

低・高SPFまで幅広く製品がある。

W/O型(Water in Oil)

アウトドア向けに、高SPF製品が多い。

汗をかきやすいシーンでも効果が持続しやすいように水溶性が高い。

製品によっては、洗い流させるのが困難な場合もあります。

ローション・オイル・ジェルタイプ

さっぱりとした使用感の製品が多いが、紫外線カット剤をあまり多く

配合できないためSPF値が中程度以下の製品が多い。

エアゾールタイプ(スプレー)

手で塗るのが届かない背中などにオススメな製品で手がべたつかず使用性がよい。

夏の高温下での使用場面では、高圧ガス容器のもれには注意が必要です。

スティックタイプ

耐水性などは優れているが、塗布時の肌へのノビが重いのが特徴です。

鼻や頬など日焼けしやすい箇所へポイントで使用するのに適します。

シートタイプ

不織布からできたシートに、乳化タイプ(O/W型)を浸した製品。

持ち運びやすさ、塗り直しやすさなど利便性に優れている。

UVケアの化粧品には、こういった種類と特徴があるので

自身の使用感や、シーンに合わせた活用をしてみましょう。

私、代表の庄司は各化粧品やサプリメントなどの栄養補助食品の

登録販売主としても働いております。

また、スキントラブルを解決に導く【美光・美容はりきゅう】でも

紫外線で受けてしまった肌のダメージや症状の治療も可能です。

一人ひとりの肌の状態を考慮した相談・対応をしております。

必要に応じて取り寄せ・使用感の試し・購入も行えます。

ご興味がある方は、問い合わせ・治療の予約お待ちしています。

光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希【美容健康アドバイザー】