皆さまは、睡眠において何かお困りではありませんか?

厚生労働省の調査では、日本人の5人に1人が睡眠に関する悩みを抱えており

その中の10人に1人が不眠症で悩んでいると調査報告がでています。

それにより、疲労を日々リセットできずに何かしらの健康状態を崩すことにつながります。

では、不眠症とは一体何なのでしょうか?

まず眠りのサイクルは、約90分程度をひとつの単位として一晩に4~5回行われます。

これがいわゆる、レム睡眠とノンレム睡眠です。

不眠症は、この睡眠の量・質の異常で起こります。

なかなか眠れない【入眠障害】

睡眠時間が短く朝早く目が覚めてしまう【早朝覚醒型不眠】

眠りが浅く時々、目が覚めてしまう【途中覚醒型不眠】

のタイプに分かれます。

原因として考えられるのは、人間関係や職場環境の悩み・精神状態の緊張状態

また経済的問題や自身の病気,健康状態への不安などが挙げられます。

類似したもので環境性不眠があり、これは時差や強い光・騒音などの外的な影響

カフェインが多い食べ物や飲み物の摂りすぎで起きますが解消は簡単です。

いずれにしても、不眠症の改善=眠りのメカニズムを正常。が必要です。

では、どうしたら眠りのメカニズムを正常に戻せるのでしょうか?

また、その状態を維持するにはどうしたらいいのでしょうか?

不眠症に対しての解決方法は、眠りのメカニズムを正常に戻す必要があります。

その際には、メラトニンの働きが重要になります。

メラトニンは明暗に反応し、睡眠と覚醒のリズムを作る脳内の松果体に含まれる物質で

人間の体内時計に働きかけます。

暗くな状態では、目から脳への信号が松果体に伝わりメラトニンが働き出し

体温が下がり新陳代謝も休まり、眠気に誘われますが

明るい状態になるとメラトニンの働きが緩くなり身体は起こされます。

この繰り返しが、生きている間は続くわけですがメラトニンは加齢で減少します。

なので、お年を召した方が午前4時とかに起きるのはうなずけますよね。

また、セロトニン【幸せホルモン】は、このメラトニンの前駆物質です。

セロトニンの量が増えれば、メラトニンの量も増えるのでぐっすり眠れるようになります。

セロトニンは睡眠障害にも、使われています。

そこで、不眠症を解決するために必要なことをお話していきます。

基本的には、ハーブや栄養療法(食事+サプリメント)・ストレス解消法などがあげられます。

カモミールやカノコソウ・レモンバームなどのハーブは鎮静効果が期待できます。

栄養療法では、ビタミンミネラルの正しい摂取は大切です。

身体の恒常性・健康状態を変えるには必須な栄養素です。

特にカルシウムの働きは、精神を安定させ不足するとイライラ感が増します。

コーヒーを飲まれる方は、極力カフェインの摂取を避けましょう。

緑茶を飲む習慣に変えることがオススメです。

緑茶成分のテアニンは、鎮静効果があり脳をリラックスさせるα波が現れます。

当院では、整体・鍼灸・吸い玉などで身体の緊張状態を緩和させ

必要に応じた栄養療法(食事・サプリメント)の指導などを行い改善へ導くサポートをいたします。

問い合わせ・治療の予約お待ちしてます。

光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希