◆白内障とは?

まずは、白内障の概要をお話する前に、目について説明します。

目はカメラに例えると理解しやすいと思います。

まぶたはシャッター。角膜はフィルター。網膜がフィルム。レンズが水晶体になります。
このレンズ=水晶体が白く濁るのが白内障です。

水晶体はタンパク質で形成されていますが、眼球を栄養する毛細血管が詰まり
栄養失調や酸素欠乏状態が続くと、このタンパク質が変性します。

白内障の大半は、老化によるものが多く他にも、先天性のもの
糖尿病や肝臓病で発症するものもあります。

レンズが白く濁るので、見づらい・目がかすむなどの症状が現れます。
ですが目の痛みや充血などは見られません。

細かい字やスマホなどを見ることを控えても、症状は進行していくので
病因で診断を受けるときには遅い場合が多いです。

また一度完全に、濁った水晶体は元には戻りません。
外科的な処置でしか取り除けず、人工の水晶体を入れる治療法しかないので
目の疲れを鍼灸施術で緩和させたり、栄養療法で予防するなどで
ならないための準備が非常に大切になります。

特に、目の代謝を高める栄養摂取は8割強重要です。

続く…

光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希