今回は臼蓋形成不全の治療や対処方法などを紹介していきます。

■治療方法

当院の対応

軽度な状態であれば保存療法を行いながら状態を観察します。
現状の状態から悪化しないように、負担の原因になる筋肉の緊張や関節障害を
マッサージや鍼などで緩和させたり、負担のない運動で筋肉の維持を図ります。

運動療法(リハビリ)で股関節周囲の筋力強化を行ったり
股関節の可動域維持のストレッチも必要に応じて取り組みます。

また体重管理で、関節への圧を和らげていくことで痛みも軽減しやすくなります。

重症であり病因での対応

鎮痛剤の使用(NSAIDsなど)
装具療法(股関節の安定化目的)
手術療法を悪化・進行した場合は人工股関節置換術(THA)などを行う。

ここまでたどり着かないために、日々の対応の仕方は非常に重要です。

◎予防と注意点

乳幼児期で股関節に異常がある場合には股関節検診を受ける。

適度な運動で股関節周囲の負担を考慮しつつ、筋肉を鍛えたりは大切です。
また過度なスポーツや長時間の負荷を気にしながら行いましょう。

☆初期の痛みや違和感を無視せず、医療機関を受診することも忘れずに!

光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希