「ストレッチをしているのに、なかなか体が柔らかくならない」

「マッサージを受けても、すぐに肩こりが戻ってしまう」

そんな悩みを持つ方が今、注目したいのが「ファシア(Fascia)」です。

「筋膜」と同義で語られることが多かったのですが

最新の研究では筋肉だけでなく骨、臓器、血管、神経などを包み込み

全身をネットワークのように繋いでいる「結合組織」全体を指す言葉として定義されています。

今回は、ファシアと筋肉の弛緩の密接な関係について解説します。


📌ファシアは「筋肉の滑走性」を支える潤滑油

筋肉は単体で動いているわけではありません。

隣り合う筋肉や皮膚との間には、必ずファシアが存在します。

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健康な状態のファシアは、水分をたっぷり含んだ「潤いのあるネット状の組織」をイメージしてください。

これにより、筋肉同士が互いに邪魔することなく、スムーズに滑り動くことができます。

これを「滑走性(かっそうせい)」と呼びます。

📌 なぜ筋肉は「固まって」しまうのか?

筋肉が硬くなる原因は、筋肉そのものの疲労だけではありません。

その要因のひとつにファシアの「癒着」が関係してきます。

  • 長時間の同じ姿勢

デスクワークなどで動かない時間が長いと、ファシアの水分が失われ

ネットが絡まってベタついた状態になります。

  • 筋膜の脱水

運動不足や水分不足により、組織内のヒアルロン酸が凝固し

接着剤のように筋肉を周囲に貼り付けてしまいます。

こうなると、筋肉は本来の可動域を失い、無理に動かそうとすることで痛みが生じたり

血行不良による「コリ」が発生したりします。

📌「ファシアのリリース」が筋肉を弛緩へ

「ほぐし」と「ファシアケア」の大きな違いは、アプローチの深さと広がりです。

  • 筋肉マッサージ: 筋肉の繊維を直接圧迫して緊張を解く。
  • ファシアリリース: 組織の「滑り」を復活させる。

ファシアがゆるむと、筋肉を締め付けていた「窮屈さ」が和らぐ感覚になります。

これにより、筋肉は無理な力を入れずとも自然に本来の長さに戻り

十分な弛緩(リラックス)状態に入ることができるのです。

📌ファシアと「ゴルジ腱器官」との関係

ここから、専門的な概要になります。この項目の次はケア方法なので

興味がない方は、すっとばして読んでいただいても問題ありません!

「ゴルジ腱器官」と「ファシア」の関係を一言でいうと

「ファシアはゴルジ腱器官を包み込み、その働きをサポートする組織」といえます。

さらに踏み込むと、最新の解剖学ではゴルジ腱器官そのものが

「ファシア・ネットワークの一部(感覚受容器)」として考えられています。


📌ゴルジ腱器官は「ファシアの内部」にある

ゴルジ腱器官は、筋肉と腱(ファシアの一種)の境目に存在します。

物理的な構造で見ると、コラーゲン繊維(ファシアの主成分)の束の中に

神経の末端が入り込んだ形をしています。

  • 筋肉が強く収縮する

  • ファシア(腱)が引っ張られる

  • 中のゴルジ腱器官が圧迫され、脳に「危険!」と信号を送る

この仕組みのおかげで、私たちは筋肉を痛めずに済みます。

📌「ファシアケア」がゴルジ腱器官を正常化する

デスクワークなどでファシアが癒着を起こすと、このゴルジ腱器官の感度が鈍くなってしまいます。

  • 癒着している場合

正確な張力が伝わらず、脳が「まだ大丈夫」と誤認して筋肉を緊張させ続けてしまいます。

  • リリースした場合

ファシアの滑走性が戻り、ゴルジ腱器官が正しく張力を検知できるようになります。

その結果、脳から「リラックスOK🌟」という指令が出やすくなり、筋肉が弛緩します。

📌深い弛緩を生む「1b抑制」のメカニズム

専門用語で「1b抑制(自己抑制)」と呼ばれる現象があります。

ストレッチやファシアリリースで、筋肉の付着部(腱に近い部分)に

ゆっくりと持続的な圧をかけると、ゴルジ腱器官が反応し、その筋肉の緊張を緩和させます。

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こちらから、その詳細をYouTubeで確認することができます。

📌自分でも、できる/ファシアを整える3つの習慣

多方向へのストレッチ

一方向だけでなく、体を捻ったり、回したりする「動的ストレッチ」が

多層構造のファシアには効果的なケースがあります。

こまめな水分補給

ファシアの柔軟性は水分量に依存します。一度にたくさん飲むより、こまめに飲むのがコツです。

「持続圧」

フォームローラーや手技で、30秒〜90秒ほど同じ箇所に持続的な圧をかけると

ファシアの絡まりが解けやすくなります。

⭐当院での「ファシア」へのアプローチ

お悩みの部位に合わせた機器を用いて、ファシアの水分(血液やリンパ液)の

制限を緩和させる施術でコリや可動域制限の変化に対応しています。

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📌まとめ

筋肉をほぐす選択肢に、「ファシア」の環境を整えることも大切です。

「滑りの良い筋肉の使い方」を手に入れることで日常の動作に良い変化を与えくれるかもしれません。


慢性化した体の悩みの方は、ご相談ください。

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