みなさまは、スキンケアについてどのようにお考えですか?

お顔の肌は、身体の他の箇所と違って守られていません。

常に外部にさらされています。

外部から受ける影響では、紫外線や目には見えない浮遊物(ほこり・雑菌)

女性では、お化粧も処理をしなければ肌へのストレスになります。

また内部からの影響では乾燥肌脂性肌、それぞれのトラブルにより

肌は新陳代謝を適切に行えず良質な状態に維持は難しくなります。

そこで今回は、化粧水などのスキンケアで覚えて実践したい

アドバイスなどをまとめてみたいと思います。

スキンケアの手順

①クレンジング

クレンジングの目的は、ただメイク化粧品を落とすためではなく

肌の表面に空気中のガスやほこり

汗や皮脂・古くなり取れた角質などが混ざり合って

肌に付着して汚れを落とす目的もあるのです。

この汚れを放置しておくことは雑菌の繁殖皮脂の酸化により

肌の刺激物を産生してしまいます。

男性もクレンジングをスキンケアに取り入れる

男性は女性と比べると肌の質が違います。

皮脂分泌が多く、肌のべとつきに悩むヒトが多いですし

最近ではメイクアップをする男性も珍しくはないので

洗顔剤のみでは落とせていない場合は試してみましょう。

ちなみに、油分で落とすタイプは洗顔力が比較的強く

水溶性タイプのものほど洗顔力は比較的弱いです。

元々の肌の状態、メイクアップの濃度で選べると良いですね。

②洗顔

洗顔の目的は、肌に残ったクレンジング料や汚れ・メイクを

キレイに洗い流すことにあります。

※洗顔についての詳細は、別でブログにまとめてあります。

石けんタイプの洗顔剤は、洗浄力は比較的強いですが

洗い流したあとに石けんカスが、肌に残ってしまい

つっぱり感が出ることもあるので気になるようなら

クリーム・ペースト状の種類を選び、泡立たせて使うのがオススメです。

③化粧水

洗顔後は肌の水分が急速に蒸発していき、肌の乾燥・肌荒れのトラブルに。

ここから紹介するスキンケアは肌の【モイスチャーバランス】を整えるのに

大切な工程となるので読んでみてください。

まず化粧水は、構成成分の大部分を水溶性成分で作られています。

化粧水といっても様々なタイプがあるので用途によって選んでみましょう。

柔軟性化粧水

一般的に皆さんが手に取って認識があるタイプです。

その目的は、皮膚の角層へ水分を浸透させ柔軟性を与えることで

潤いやなめらかさを肌へ保たせます。

収れん化粧水

脂性肌や眉間から鼻のあたりにかけてのTゾーンなどの部分使い良い。

角層に水分を浸透させるだけでなく、毛穴の引き締めや皮脂分泌抑制にも

収れん化粧水は効果があります。

アルコールの配合量が多いので、さっぱりした使用感で化粧崩れも防げます。

・化粧水のつけ方

手に取り直接する方法かコットンを用いて行う方法が一般的です。

手でつける際の良い点・悪い点

良い点は肌への刺激が少なく、手からのぬくもりで浸透効果があります。

コットンに染みこませるよりも少量で使用できます。

悪い点は、意識しないとお顔に均一につかないことです。

また手が清潔でないと雑菌をきれいにした肌につけることになります。

コットンを使う際の良い点・悪い点

肌の表面に均一に化粧水を塗布できる。

悪い点は、強く擦ることで摩擦で肌が傷ついたり

またコットンの質が悪かったり、使用する化粧水の量が少ないと

線維がお顔についてしまい残ることもあります。

良質なコットンを選びましょう。

④乳液

化粧水の次に行うケアになります。

化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまうのは、あまりオススメしません。

なぜかと言うと、化粧水の大部分は水溶性成分で占められているので

どんどん蒸発してしまい、せっかく潤いを与えても勿体ないですよね。

そのため、乳液でコーティングする必要があるのです。

主にジェル・クリームのタイプがあります。

肌の状態(脂性・乾燥)に合うものを選ばないと、かえってスキントラブルを

悪化させたり修復過程に支障をきたします。

脂性肌に悩むヒトは、ジェルタイプの乳液を選びましょう。

使用感がサッパリしているので肌のベタつきを感じにくくなります。

乾燥肌で悩むヒトは油分のバランスが多いクリームタイプでケアが良いです。

保湿効果に優れているので水分の蒸発を防ぐ効果も高いです。

また、朝と夜で乳液を2種類使い分けるのもオススメです。

朝は、紫外線カットの乳液を使うことで肌へのダメージを減らし

夜は、それとは別の乳液で肌のタイプに合ったものを使うことで

ケアの質を高めることも可能です。

⑤美容液

訴求成分が多く配合しているスキンケア用品。

訴求成分とは、肌の悩みに対して化粧品に含まれている

効果・効能・使用価値を発揮しやすく高めてくれる成分のことです。

こちらに関しては、使う使わないは自由ですが

私個人としては使うべきだと思います。(現に院長は使用者です)

乳液タイプ・化粧水タイプ・ジェルタイプがあるので

これも肌の状態、使用感に合わせて使いましょう。

※製品説明では美容液を先にしてから乳液を使用する記載もあるので

 そこはその製品の指示通りにすることで問題はないと思います。

⑥スペシャルケア

先ほどまでのは、基本的なケアになります。

それに加えてスキントラブルの原因に目的を絞ることを

スペシャルケアといいます。

・ブースター(導入化粧水・導入美容液など)

スキンケアの最初に使用し、化粧水や美容液の効果をアップさせます。

・パック

化粧水や美容液成分を浸透させる保湿や肌のトラブルに良い、シートパック。

汚れや古い角質を除去するために使う、ピールオフパックなどがあります。

・ゴマージュスクラブ

隔週か月1のペースで使用し、くすみなどの原因になる角質を

取り除くのに有効なケアです。

ターンオーバーの機能が弱っている肌にもオススメです。

その他にも、ケア方法はありますが割愛させていただきます。

ここまでが、スキンケアの工程とケアの効果をまとめました。

どうしても、その日でケアにやる気がでない時もありますよね。

ですが、継続して行うことで年齢を重ねたときの肌の質に喜びを

感じると思いますので日々のケアを意識してみましょう。

光幸はりきゅう院・接骨院 代表 庄司 有希