前回の静脈瘤に続き、今回はさらに深掘りして「血餅(けっぺい)」に焦点を当てブログを更新します。

「血餅」は、体が傷口を塞ごうとする正常な反応でもありますが

体内で不自然に作られると様々なトラブルの原因になります。

特に女性の悩みや、静脈瘤の悪化に深く関わってきます。


📌 血餅(けっぺい)とは?

簡単に言うと、「血液が固まってゼリー状になった塊」のことです。

血液中にある「フィブリン」というタンパク質が、網のように赤血球などを絡め取ることで形成されます。

  • 外傷時: 出血を止めるための「蓋」として役立ちます。
  • 体内・血管内: 血液の流れが悪い場所で固まってしまうと、血流を阻害する「障害物」に変わります。

📌血餅ができる原因と症状

原因

血餅ができる主な要因は、東洋医学でいうところの瘀血の状態です。

  • 血流の停滞: 長時間の同じ姿勢や運動不足。
  • 血管の損傷: 炎症や加齢による血管の衰え。
  • 血液成分の変化: 水分不足、食生活の乱れ、ホルモンバランスの影響。

症状

血餅が血流を阻害すると、以下のようなサインが現れます。

  • 局所の痛みと腫れ: 血液がスムーズに流れないことによる圧迫感。
  • 冷え: 新鮮な温かい血液が届かなくなる。
  • 皮膚の変色: 赤黒い、あるいは紫色の斑点(紫斑)。

📌静脈瘤や月経への影響

静脈瘤への影響

静脈瘤がある場所は、すでに血流が滞っています。

そこで血餅ができると、「血栓性静脈炎」を引き起こすリスクが高まります。

  • 血管が硬く索状(棒のよう)に触れる。
  • 強い痛みや熱感、赤みを伴う。

🩸月経への影響

多くの女性が経験する「レバーのような塊」がまさに血餅です。

  • 原因

通常、子宮内膜が剥がれる際は酵素によって血液がサラサラに溶かされますが

出血量が多い、あるいは骨盤内の血流が悪いと、溶かしきれずに塊のまま排出されます。

  • 症状

塊が狭い子宮口を通る際、子宮が強く収縮するため、激しい生理痛(月経困難症)の原因となります。


📌鍼・刺絡療法で期待できる効果

血餅を直接「溶かす」のは薬の領域ですが

東洋医学のアプローチは「血餅ができにくい環境(流れる体)を作る」ことに長けています。

治療法具体的なアプローチ期待できる効果
刺絡療法滞った場所から直接「古い血(瘀血)」を抜く。血管内の圧力を下げ
血餅による痛みを緩和する。
自律神経を整え、血管を拡張させる。全身の血行を促進し、血液が固まる(停滞する)のを防ぐ。
お灸温熱刺激で血流を活性化。冷えによる血液の粘りを取り除き、サラサラな状態へ導く。

💡なぜ良くなるのか?

刺絡によって局所の古い血液を排出すると、そこへ呼び水のように新しい血液が流れ込みます。

これにより、細胞の代謝が上がり、血管自体の弾力や排出力が回復するため

血餅が自然と吸収されやすい体質へと変わっていくのです。


🩺まとめ

血餅は、体からの「血が滞っているよ!」というSOSサインです。

特に静脈瘤の痛みや、辛い生理痛に悩んでいる方は

その場しのぎの鎮痛剤だけでなく、血流の根へアプローチを目指す東洋医学のケアも非常に有効です。

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