このブログでは、ゴルフで必要な身体への感覚をお話していきます。
どうぞ、最後までお付き合いください。
◆ボディアウェアネスについて
ゴルフだけでなく、どのスポーツ競技をするうえでも
ボディウェアネスとよばれるものを理解しておきたいものである。
ボディウェアネスとは、身体感覚・身体への気づきのことであり
これと一緒に固有受容覚も重要であるが、どちらもともに言葉にするのは
簡単だが実践し取り入れている方は、少ない印象を受ける。
ゴルフにおいて、スイング動作や運動機能を確立・最適化するために
この感覚を養うためには、克服したい動作やシチュエーションを想定した
トレーニングやエクササイズなどで、特定の筋肉や関節をコントロールできるよう
その刺激・電気信号を介して脳と身体を連結することで獲得できます。
また固有受容覚も身体が周囲のシチュエーションに応じて即座に対応するために
筋肉や関節を使うレセプターのようなものであり
これが上手く働けば働くほど、スイングを通して身体への感覚を良好に保つことができる。
つまり、ゴルフのスイング動作・角度の修正において必要な感覚になる。
◆バランスを獲得する必要性とは?
日常行うトレーニングに、バランス感覚や固有受容感覚を養うプログラムを取り入れる。
筋力もトレーニングを積み重ねれば、増加してくるように
バランス感覚・能力も様々な位置やバランスを修正する訓練を重ねれば
ボディウェアネス・身体の感覚機能はしっかりと高まってくる。
しかし、なぜかどうして必要と分かっていても地味であり重量を持ち上げるような
筋力トレーニングと比べ、いわゆる効いている感覚はないので中々継続できないことが多くなる。
だが、このセッションは違う局面(距離・ボールの位置や芝や砂の質・グリーンの速さ)における
ゴルフのショットを、その局面に順応させることを可能にできます。
それが、状況変化に負けないゴルフの難しいショットでもうまくこなせるようになります。
またこのときは、身体のバランスを感受するために脳との結びつきも存在します。
身体の方向制御やバランスの位置を維持するには感覚系のフィードバックにおける仕組みがあり
大脳・前庭感覚や脊髄の反射によって、脳と関節・筋肉へと情報が共有されて
次第に運動・エクササイズの質が向上し学習される頃に自然とゴルフのショットへと昇華されています。
人によって、個人差はあるものの毎日の継続したトレーニングにより
バランス能力は2~3週間で感覚をつかめるようになり、数ヶ月後にはゴルフのショットに
素晴らしい影響を感じることができると思われます。
本章では、トレーニング名のみ紹介しますが
当院のInstagramでトレーニングのリール動画を確認していただくか
今後当院HPブログでも投稿させていただきますので、ご確認ください。
■バランス感覚を養うトレーニング
- ワンレッグ・ロールアウト(バランスボールを用いる)
- ワンレッグ・エアプレーン
- ハンドトゥトー・ポーズ
- ストーク・ターン
- ストーク・トゥ・バウ
- ストレートレッグ・レイズ(バランスボールを用いる)
- ニーアップ・リバースランジ
などから、自分にあった種目をチョイスし実行していくと良いでしょう。
当院の施術コースである【光幸スタンダードコース】のプランでもエクササイズなどの
指導も行っておりますので、興味がある方はご相談ください。
光幸はりきゅう院・接骨院 代表:庄司 有希